休館中日記#00|休館前イベントを振り返る

2026.09.18

休館中日記では、市民会館のこれまでの歩みや、休館中の動きを、コラム形式で少しずつ紹介していきます。今回は第0弾として、休館前に開催したイベントの様子を振り返ります。 

展示ポスター


豊岡市民会館は、2026年4月から長期休館に入りました。その直前の3月14日から29日まで、会館棟の玄関ホールで特別展示を開催しました。「つづく文化 つなぐ場所-市民と会館のこれまでとこれから」と題したこの展示では、市民会館が歩んできた道のりを、写真や資料とともに紹介しました。

展示会場の様子


市民会館の立つ場所は、もともとどんな場所だったのか。なぜここに市民会館を建てることになったのか。展示は、約60年前のまちの姿に目を向けるところから始まります。

展示の様子


市民会館は、豊岡市制施行20周年の記念事業として計画されました。当時の記念式典の写真や市広報の記事などを通して、建設当時のまちの様子や、市民会館の開館を迎えた当時の人々の姿をたどりました。

市民会館を設計したのは、建築家・増田友也氏です。設計段階の模型や、増田が残した言葉から、この建物に込められた思いと、その魅力を読み取っていきました。

「これまでとこれから」というタイトルのとおり、展示では過去を振り返るだけでなく、市民会館のこれからについて考えるきっかけをつくることも目指しました。

ガイドツアー参加者たち


3月21日には、ガイド付きの建物探検ツアーも行いました。普段は入れない舞台裏まで案内しました。来場者の多くは会館になじみのある豊岡市民でしたが、大阪や姫路など、市外から建物を見るために訪れた方の姿もありました。

見学に参加された、豊岡市出身のお笑いタレント・ユリオカ超特Qさん


会期中は、「記憶をつなぐプロジェクト」も実施しました。来場者から市民会館へのメッセージを寄せてもらったほか、リニューアル前の会館を背景に、記念写真の撮影も行いました。

集まったメッセージと写真たち


また、期間中には文化ホールでお笑いライブも開催され、会場は満員となりました。市外から訪れた多くの方にも、市民会館を知ってもらう機会となりました。

お笑いライブ 開場待ちの行列


こうして市民会館は、多くの人に見送られながら、長期の休館期間に入りました。
これから市民会館がどうなっていくのか。その過程を「市民会館ひとやすみ」で少しずつお伝えしていきます。